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父子家庭と母子家庭では、不安の内容が異なり、いずれも深刻な悩みであることは違いないでしょうが、やはり生活に困窮した経済的な悩みという意味では、母子家庭のほうが切実ではないでしょうか。
母子家庭の場合でも、実家が近くにあり、ある程度頼りにできる場合や、慰謝料や養育費がかなり受け取れる場合はいいのですが、そうではなくて、それまで専業主婦であったり、実家も頼りにできない場合は、生活自体が成り立つのか、非常に不安を感じると思います。
そうならないためにも、できれば離婚前からの下準備が必要です。日ごろからコツコツと自分名義の預貯金をする、仕事を探す、資格取得などの勉強をする、母子家庭の扶助について調べておくなど、できる限りの心積もりをしておきましょう。
ただこれらは短い期間でできることではありません。当面の生活費を確保するためには、財産分与がもっとも確実です。そのためにも、預貯金や不動産、家財道具など、結婚後に築いた主な共有財産はすべてリストアップし、納得のいくような財産分与ができるよう、十分な準備をしておきましょう。
また各自治体によっては、さまざまなひとり親家庭の支援をしていますので、決して一人では悩まず、積極的に活用していただきたいと思います。
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