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離婚体験記 〜その1〜


夫41歳、妻38歳、子ども(8歳・4歳)の事例

<結婚までのいきさつ>

結婚は約9年前。友人の紹介で知り合い、交際期間2年を経て結婚しました。

夫は公務員で、どちらかと言えば控えめなタイプ。私はわりと外交的で友人も多いほうでした。

最初はグループ交際程度だったのですが、彼の誠実さに惹かれ、次第に2人で会うようになりました。たぶん自分にないものを求めていたのだと思います。

<結婚後の気持ちの変化>

すぐに子供にも恵まれ、最初は幸せでした。夫は意外なほど子煩悩で、帰宅後はもちろん、土日もよく子供と遊んでいました。食事の支度をしてくれることもあり、誰に話しても、「いいダンナさん」 と言い、私もそう思っていました。

ところが、2人目の子どもが生まれたころから、夫が変化してきました。徐々に帰宅が遅くなり、土日もいろいろ理由を作って出かけるようになりました。

2人目の子どもの妊娠中から、会話もほとんどなくなっていました。上の子どものときのように育児や家事を手伝ってくれることもなく、もんもんとした日々を送っていました。

<離婚を切り出される>

最初に離婚を切り出されたのは、2年前でした。態度からある程度覚悟はできていましたが、実際に面と向かって言われると、どうしようもなく涙があふれて仕方ありませんでした。仕事も辞めてこんなに育児に頑張っているのに、どうしてそんな仕打ちを受けなければならないのか、いくら考えても納得できませんでした。外に女性がいるだろうことも、察しはつきましたが、それを問いただすこともできず、本人の口からも、離婚の原因は結局聞くことができませんでした。

ただそのときは、それ以上その話題に触れることもなく、いつしか日常に戻っていきました。とりあえずホッとしたと同時に、またいつ言われてもいいように、もしくは逆に今度はこちらから離婚届を突きつけられるよう、私自身に経済力をつけよう、と心に決めました。

<離婚へ>

当時下の子どもが2歳。それに露骨に外に働きにいくこともできず、家でできる仕事を探しました。ありとあらゆる在宅ワークに問合せたり、近所の主婦仲間からも情報を集め、何とか月5万円ほどの収入が得られるようになりました。もちろんこれは夫には内緒で、自分の口座に貯金していきました。

また離婚の本に書いてあったのを参考にし、結婚後に築いたお互いの財産を調べ、夫の通帳なども、すべてリストアップしておきました。

そして結婚前から手をつけてなかった自分の貯金と合わせて、100万円を越した頃から、真剣に離婚を考えるようになりました。夫は離婚を口にすることはなかったものの、相変わらず帰りも遅く、家事や育児に協力的でもなく、会話もほとんどなかったからです。このまま息の詰まるような生活は耐えられませんでした。

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夫に愛人がいるかどうか、よほど探偵会社に依頼しようかと思いましたが、あまり効果は期待できないと聞いていたので、費用も高いことからやめました。

逆に私から離婚を切り出したとき、夫はそれほど驚くこともなく、あっさりと了承しました。もしかしたらそれを待っていたのかもしれません。後ろめたい思いがあるのか、払うと言うので慰謝料は50万円、財産分与として、100万円もらいました。また親権は私で異論もなく、養育費については毎月6万円払うことで合意し、面接交渉についても、きちんと約束を取り交わして合意書を作成していただきました。幸運にも賃貸マンションで住宅ローンもなかったので、たいした障害もなく、私はとりあえず実家に世話になることにしました。しかしある程度経済力がついたら、かねてから調べてある、母子家庭の補助が充実している自治体に移転したいと考えています。

もしかしたら、夫からもっと慰謝料がとれたのかもしれないと思うこともあります。でも夫からこれ以上援助を受けることに耐えられませんでしたし、早く夫と別れたい思いでいっぱいでした。今はこれでよかったのだと思っています。

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