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離婚の決断をする前に後悔しないために、最低限やっておくべきこと

子どものいる離婚は、とくに前準備や心構えが大切です。親や親戚などの反対で大荒れにもめることも多く、
子どもがいないケースの数倍も大変だと心得ておいたほうがいいでしょう。

<自立するために>

1.家計と切り離し、自分の名義の預貯金をしっかり確保
結婚前の預貯金、自分の父母から相続や贈与されたお金、あなた自身が働いて得た収入の中から家計に回るお金を差し引いた分は、うやむやにならないよう、自分名義の口座で管理しましょう。また夫・妻ともに給与明細や源泉徴収票はできるだけ残しておきましょう。

2.資産と負債の把握
たとえば預貯金や不動産、株などの有価証券や自家用車は、立派な資産となります。反対に負債に代表されるのは、住宅ローンなど。これらは夫名義と妻名義に分け、リストアップしておきましょう。


<子どもの環境のために>

子供を連れて家を出る場合、大きく変わるのは子どもの環境です。転校が伴う場合は、できるだけ子どもの意思を尊重してあげてほしいと思います。

その上で、学校・住宅環境や時期はもちろんのこと、各自治体によってさまざまな福祉面での優遇措置がありますので、事前にきちんと調べておきましょう。

たとえば、児童扶養手当などの補助金、奨学金、また低金利で借りられる「女性福祉資金」という融資制度や、住宅に関する援助、母子家庭の就業に対する援助、医療費の軽減などがあります。


<周囲、とくに子どもや身内を味方につける>

これは決して相手に対する悪口を周囲に言いふらすという意味ではありません。ただもし疎遠になっている比較的近隣の身内がいたら、子どもと遊びに行ったり徐々に連絡を取るなどして、少しでも協力体制をお願いしておくことは万一のためにしておいたほうがよいでしょう。

また遠くの親戚より近くの他人とはよく言います。友人知人や昔の上司なども、もしかしたらイザというとき、力強い味方になってくれるかもしれません。

とにかく孤独にならないことが大切です。相談すれば反対されるかもしれませんが、それで気持ちが楽になることもあります。自分ひとりで抱え込む必要はないのですよ。


<離婚を有利に進めるために>

もしも相手が浮気をしていたり、隠れて借金をしている、日常的に暴力を振るわれている(DV)などの場合、それを証拠として残しておけば、離婚を進める上ではもちろん、慰謝料請求の際にも有利になります。

たとえば浮気の疑いがある場合は、浮気相手とのメール、ホテルやプレゼント代と思われる領収書、一緒に写っている写真などは必ず残しておきます。最近は探偵会社に依頼するケースも多いようですが、決定的瞬間をつかむまでには、かなりの日数を要す場合もあるため金額はかさみますし、悪徳業者も多いです。とくに気をつけましょう。

DVの場合は、医師の診断書や医療費のレシート、家庭内で暴れた後の部屋の写真、引き裂かれた衣服などもあれば、できるだけ取っておきます。

あとは日記をつけておくことも大切です。その都度詳しくきちんと書いておけば、立派な証拠になります。もちろん悪用してはいけないことは、言うまでもありません。


<自分の気持ちを整理して>

相手に離婚を切り出すのは、ものすごくエネルギーがいるものです。一度口に出せば、もう後戻りはできません。たとえ和解したとしても、ずっと尾を引くことでしょう。ましてや相手は、かなりショックを受けるはずです。

本当に離婚したいのか、何が原因なのか、相手と自分の離婚後の生活設計などを、十分検討してからでも遅くはありません。どうか決して焦って結論を出さないでください。



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